薬物依存症になってしまうと長期的な治療が必要になり、その道のりは決して平坦ではありません。

例えば、覚せい剤所持の再犯率は66%ほど。
10人いたら、6人、7人程度は再び覚醒剤に手を染めてしまう状況です。

だからこそ、覚せい剤には絶対手を出してはいけないと言われています。
薬物は精神的、身体的に蝕む怖いものです。

もし薬物依存症になってしまったら、自分がいつかは治ると思うのは危険です。
1年、2年と薬物を断つことを積み重ねて、いつの間にか5年続いた、10年続いたという状況が望ましいです。

いつか終わりがあるものではなく、死ぬまで依存症と闘う覚悟が必要です。

薬物に再び手を染めてしまうかどうかは自分自身の気持ちもありますし、周りとの交遊関係もあります。

まずは一度、環境や人間関係を清算すること。
薬物に関与した人とは一切連絡を途絶し、連絡先も教えない事が大前提です。

そしていつでも自分のケアをしてくれる人を身近に据えること。
それはお医者さん、カウンセラーなど誰でも良いです。

誰か相談にできる人、あるいは自分のことを見守ってくれる人がいるだけでも精神的安定感が変わってきます。

Erick's Counseling Roomでは公認心理師や認定カウンセラーがいますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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