はじめに

“ギャンブル・ゲームしたい気持ちを抑えられない” “やめようと努力したがダメだった” “ギャンブル・ゲームをするために借金をする”このような経験がある人はギャンブル依存症・ゲーム依存症という病気かもしれません。また、生涯においてギャンブル等の依存を経験する人の割合は成人の3.6%と推計されています。ご本人、ご家族、同僚、友人など身近な人もギャンブル・ゲームに関する問題を抱えているかもしれません。ここではギャンブル依存症・ゲーム依存症の症状・原因・対策法をわかりやすく解説します。

ギャンブル依存・ゲーム依存
とは?

ギャンブル依存・ゲーム依存とは?

「その人の人生に大きな損害が生じるにも関わらず、ギャンブル・ゲームを続けたいという衝動が抑えられない病態」のことをいいます。

全くギャンブル・ゲームをしない人もいれば、楽しみのため行う人もいます。たいていの人はこのカテゴリーにあてはまりますが、中には、ギャンブル・ゲームによって、金銭的な問題だけでなく、盗みや詐欺行為に手を染めてしまうことや、家庭崩壊など個人の生活・人生に影響を及ぼす場合があります。それがギャンブル依存・ゲーム依存といわれるものです。

ご本人は「ギャンブルがやめられないなんて自分はだめな人間だ」「自分は意志の弱い人間だから、ゲームがやめられない」と嘆きたくなるような気持ちであったり、
落ち込んでいたりするかもしれません。

しかし、ギャンブル依存・ゲーム依存は意志の問題や性格の問題ではありません。
ギャンブル障害が起こるメカニズムについて知りましょう。

ギャンブル依存・ゲーム依存のメカニズム

【知っておきたいこと1】
よくある症状・特徴

過去12ヵ月間で4個以上にチェックが入った場合は、
ギャンブル依存・ゲーム依存である可能性が高いと考えられます。

  • より強いスリルを求めて、賭け金・課金を増やしたいと思う
  • 出来ないことでイライラしたり、
    怒りっぽくなることがある
  • 減らそう、やめようと努力してみたが、
    結局ダメだった
  • 自由なお金があると、まず第一に
    ギャンブル・ゲームのことが頭に浮かぶ
  • 不安や憂うつな時に、
    よりギャンブル・ゲームをしたいと思う
  • 負けた分を取り返そうとして
    別の日にもう一度行う
  • 家族に嘘を言ってギャンブル・ゲームを
    することがしばしばある
  • ギャンブル・ゲームをすることで、
    人間関係・仕事・学業に支障が出た
  • ギャンブル・ゲームをするために、
    借金したことがある

【知っておきたいこと2】原因

【知っておきたいこと2】原因

「その人の人生に大きな損害が生じるにも関わらず、ギャンブル・ゲームを続けたいという衝動が抑えられない病態」のことをいいます。

全くギャンブル・ゲームをしない人もいれば、楽しみのため行う人もいます。たいていの人はこのカテゴリーにあてはまりますが、中には、ギャンブル・ゲームによって、金銭的な問題だけでなく、盗みや詐欺行為に手を染めてしまうことや、家庭崩壊など個人の生活・人生に影響を及ぼす場合があります。それがギャンブル依存・ゲーム依存といわれるものです。

ご本人は「ギャンブルがやめられないなんて自分はだめな人間だ」「自分は意志の弱い人間だから、ゲームがやめられない」と嘆きたくなるような気持ちであったり、
落ち込んでいたりするかもしれません。

しかし、ギャンブル依存・ゲーム依存は意志の問題や性格の問題ではありません。
ギャンブル障害が起こるメカニズムについて知りましょう。

ギャンブル依存・ゲーム依存が及ぼす悪影響

【悪影響1】多額の借金

【悪影響1】多額の借金

ギャンブル依存・ゲーム依存になると、「失ったお金を深追いする」傾向が強まり、負けた分を取り返すために、一発逆転を狙った危険性の高い賭け方をするようになります。そのため、返済不能な借金を作るようになります。

【悪影響2】犯罪に手を染めてしまう

【悪影響2】犯罪に手を染めてしまう

ギャンブル・ゲームによってお金が尽きてしまい、窃盗や強盗をしてしまうことがあります。金銭を扱う仕事をしている人などでは、返済不能な借金の発覚を恐れて、会社の金を使い込むなど横領事件を起こす可能性が高まります。

【悪影響3】家庭崩壊

【悪影響3】家庭崩壊

ギャンブル・ゲームに熱中し仕事に手がつかない、借金が膨らんで返済できる目処が立たない、犯罪に手を染めて会社を解雇された、家族はうつ病などになってしまうなど、ギャンブル依存・ゲーム依存は生活に必要なお金を使い込んでしまうがために、家庭に強い影響を与えてしまいます。

【悪影響4】自殺

【悪影響4】自殺

家族関係の悪化や罪悪感から抑うつ気分が強まり、自殺したいという願望が高まり、実際に自殺してしまう可能性もあります。ギャンブル依存の治療を受けている半数の人が「死にたくなった」ことがあり、約17%は実際に「自殺をしようとした」ことがあるという報告があります。

ギャンブル依存・ゲーム依存の対処法

【対処法1】無理矢理やめさせない

【対処法1】無理矢理やめさせない

無理矢理やめさせることは「やろうとする気持ちが増えてしまう」ので逆効果になってしまいます。
まずはご本人、またはご家族がカウンセラー・専門相談窓口や専門医療機関に相談しましょう。

【対処法2】カウンセラーに相談する

【対処法2】カウンセラーに相談する

ギャンブル依存・ゲーム依存の治療にはカウンセリングが必要であり、根本的な治療をするためにはギャンブル・ゲームの認知の歪みや意識を変えていく必要があります。動機付け面接・認知行動療法などのアプローチからギャンブル・ゲームの欲望に対抗するスキルを学習していきます。

【対処法3】専門の医療機関を受診する

【対処法3】専門の医療機関を受診する

相談先として、専門医療機関や、お住まいの地域(市区町村)の専門相談窓口があります。会社員や大学生の場合、会社内の健康管理センターや大学の相談室も活用できるでしょう。まずはご本人・周囲の人が相談機関に行き、専門家と解決に向けて一緒に考えるだけでも進展があるでしょう。

【対処法4】自助グループへの定期参加

【対処法4】自助グループへの定期参加

このグループは、「ギャンブル・ゲーム依存症を単独で改善するのは困難なため、治療を目的に同じ症状の人たちが結成した全国的な組織」です。カウンセラー・医療機関によるカウンセリングを受けながら、同じ目的を持つ人のグループへ参加することで、より症状改善に向けた意識を高めることができます。

まとめ

もし、“あなた・身近な人がギャンブル依存・ゲーム依存なのでは…”と気になられた際は、早めの相談を心がけましょう。他の病気と同様に、早めの対応が回復への近道です。

「Erick‘s Counseling Room
(エリクズカウンセリングルーム)」について

カウンセラー紹介

専任カウンセラー 小野篤郎

相談者様一人ひとりで異なるお悩みを真摯に汲み取り、お気持ちに寄り添った温かなサポートを行います。
ギャンブル依存症・ゲーム依存症をはじめ、非行や薬物依存など、公にしたくない問題も秘密厳守でお伺いし、しっかりと更生できるように、プロのカウンセラーとして責任を持って支えてまいります。

様々なお悩みに対応しております。

  • ・介護疲れ
  • ・アルコール依存症
  • ・薬物依存症
  • ・子どもの問題行動
  • (不登校・暴力行為・いじめ等)
  • ・青年・成人の引きこもり
  • ・自己肯定感が低い方

カウンセリング関係資格

  • ・公認心理師(2021年登録)
  • ・認定心理カウンセラー (公益財団法人 関西カウンセリングセンター)
  • ・米国NLPマスタープラクティショナー
  • ・SNSカウンセラー (全国SNSカウンセリング協議会)

「もしかして…」と不安な方は、
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会社名 Erick‘s Counseling Room(エリクズカウンセリングルーム)
代表者名 小野 篤郎
住所 〒636-0021
奈良県北葛城都王寺町畠田7-9-18-2
TEL 0745-43-9758
営業時間 10:00~18:00
定休日 日曜日
最寄り 王寺駅より徒歩10分

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